眼精疲労の原因は?

現代に欠かせない、PC、スマホ作業・・・長時間に渡ると、首肩の疲労だけでなく、目にも疲労が蓄積します。眼精疲労とはどんな状態でしょうか?

右の図は痛みの悪循環を表しています。
どこがスタートになるのかは、人や状況によって異なりますが、巡り巡って全てのトラブルが発生していきます。
血流障害は、多くのマイナス要素を生みます。

目がピクピクする理由

筋肉は骨格筋内にあるATP(アデノシン三リン酸)エネルギーを使用し、お互いが重なり合うように引き付け合い収縮します。

筋肉(骨格筋)の歯車を動かすためには、心臓を動かし血液を運んでこなければいけません。さらに、血液循環を促すためには肺に多くの酸素を取り入れ、肺自身の歯車を動かす必要もあります。

長時間のPC作業により、酸欠になる・・・

上記のような不良姿勢は、呼吸を浅くし、取り入れられる酸素量が減るため、肺のポンプが働かなくなりうっ血を起こします。

すると、筋肉が疲労し攣縮(れんしゅく)します。攣縮とは、筋肉が無意識に収縮する状態です。

攣縮が発生しやすい条件とは…

  • 01.脱水
  • 02.電解質異常(例:体内のカリウムorマグネシウム濃度の低下)
  • 03.神経疾患or代謝性疾患

どれも多くは血行不良に起因します。

目の筋肉に栄養を送る血管は外頸動脈です。内側に内頸動脈、外側に外頸動脈があります。

心臓から出た血管が顔に到達するまでに、首にある胸鎖乳突筋や鎖骨周りの筋肉や骨の間を抜けて上行します。つまり、首肩の筋肉が緊張してしまうと、血管と圧迫し、筋肉への血行不良が起き目のピクピク(攣縮)が起こります。

眼精疲労と関係するメディカルジャパンにしか出来ない脳血流量改善の介入

新型コロナウィルス流行によるワクチン接種や、マスク着用による身体の緊張が高まることによる不定愁訴(※1)が増えてます。

(※1)診察や検査を受けても、はっきりとした疾患が特定できず、様々な症状を訴える状態。

特にマスク着用時、口呼吸になることにより「胸鎖乳突筋」の筋緊張が常時高くなります。この筋肉が緊張してしまうと、疲労が溜まり、血行不良を起こします。血流循環に障害が起きると疲労物質が溜まり痛みや痺れを発生する原因となります。また副交感神経の働きが悪くなり、自律神経の失調にも影響があります。
胸鎖乳突筋の筋緊張が常時高くなると、下を走行する頚動脈の絞扼障害が発生します。

頚動脈の絞扼障害が発生すると、大脳や聴覚器に送られる血流のスムーズさがなくなります。

メディカルジャパンでは、エコー、超音波医療器、徒手、リハビリ体操などをプログラムし、その方の眼精疲労の改善に取り組んでいます。

2Dエコー(超音波検査)を用いて検査

エコーを用いて出た数値は医療的な治療の指標となります。元となる数値と比較することでより的確な治療が可能です。

2Dエコー(超音波検査)を用いて検査をします。2Dエコーは筋肉、腱、靭帯などの軟部組織の観察に優れています。 レントゲンやCTには映らない痛みの原因、つまり観察が不可能なトリガーポイント、筋線維、靭帯、腱などの軟部組織が原因の場合、この2Dエコー(超音波検査)が大変有効です。

胸鎖乳突筋のアプローチ手技治療

首には、筋肉と神経が複雑に入り組み、そこに、脳に栄養を送る太い血管が通っています。呼吸法や姿勢矯正を行うことで、可動範囲の拡大や柔軟性の向上を目指します。早期の改善をめざすため、一人一人に合わせたカウンセリング、カスタマイズ施術、オーダーメード施術をご提供します。

胸鎖乳突筋のアプローチ超音波治療

ピンポイントで超音波を非温熱効果もしくは温熱効果のどちらかで照射します。
超音波→深部熱による脊髄動脈及び動脈叢の血流増大。

さらに高周波治療器・超音波治療器組合せ理学療法機器(アストロン)を使用し、高周波で筋肉の緊張の緩和し、痛みの伝達を抑制する効果を期待できます。

リハビリ体操+呼吸法

リハビリ体操と呼吸法

バランスは筋肉や骨の問題だけでなく緊張したカラダは呼吸を浅くし、全身の代謝を下げてしまい、不定愁訴や難病の原因ともなるといわれてます。ご自宅で簡単にできる体操をしっかりと指導します。

befor→after

リハビリ体操+呼吸法

before
after

ビジョントレーニング

ビジョントレーニングとは、目の見るチカラ「視覚機能」を高めるためのトレーニングです。ビジョントレーニングには、眼球を動かす筋肉、眼筋を鍛えることで両目を使って目標物を正確に捉えたり、目からの情報を脳で処理して体を動かす運動機能を向上する効果があります。

メディカルジャパンが行う4つのビジョントレーニング
  • 01.眼球運動
  • 02.KVA
  • 03.DVA
  • 04.周辺視野
01. 眼球運動
02. KVA
03. DVA
04. 周辺視野

ご自身で簡単にできるトレーニングになります。当院ではその方の評価を基に適したアプローチを行いますのでご相談ください。

ES-530:3次元立体動態波

オリンピック選手も使用し、トップアスリートの治療から幅広い分野で活躍している伊藤超短波製の電気刺激療法機器です。 3次元の中周波による立体的な刺激、高電圧による深部刺激、微弱電流による鎮痛・消炎効果・血流促進など、9種類のモードを症状に合わせて選ぶことができます。

当院で使用している立体動態波とは、3次元空間をそれぞれ異なった方向に3つの中周波が流れ立体的に波のような電流が干渉し合い、その結果生じる動態干渉効果によって、立体動態波が生まれます。 電流の浸透している範囲で3次元的に深く広範囲の細胞を刺激します。 筋肉・靭帯・神経に対する鎮痛効果だけでなく、血行を改善し筋肉トレーニングの効果も上げる最新物理療法です。

上記は臨床介入の一例ですが、大切なのは再発予防を含めた原因の解決です。
そこを改善するお手伝いをするのが、国家資格職員である我々メディカルジャパンです!!