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【健康コラム】夏こそ注意!7・8月の冷えやゾワゾワ感…それって冷え性!?
夏は暑いイメージが強いですが、実は多くの人が夏に冷え性に悩まされています。冷房のきいた室内と屋外の気温差、冷たい飲み物やアイスクリームの摂取などが原因となり、体内のバランスが崩れてしまうことがあります。本コラムでは、夏の冷え性について詳しく解説し、冷え性のリスクや改善方法についてもご紹介します。
- 1.冷え性とは何か?
- 2.冷え性の原因と夏の特徴
- 3.夏の冷え性がもたらすリスク
- 4.夏の冷え性を改善する方法
- 5.体を冷やさないための夏の注意点
- 6.まとめ
1.冷え性とは何か?
冷え性とは、体温調節機能が低下し、体の中心部である体幹や手足が十分な血液供給を受けられず冷たくなる状態を指します。
ー代表的な症状ー
・手足の冷え/体が固まりやすく運動能力の低下
・肩こり
・腰痛
・むくみ
・頭痛
・だるさ
・食欲低下
・吐き気 など
冷え性は女性に多く見られ、特に冬に悪化するイメージがありますが、夏にも深刻な冷え性症状が現れることがあります。
冷え性の根本的な原因は、血管が収縮して血液の循環が悪くなることにより、体の一部が冷える現象です。体温が下がることで、免疫力が低下しやすくなります。さらに、冷えた血液が全身に行き渡らないことで、新陳代謝が低下し、疲労感や体力の低下を招く可能性があります。また、女性の場合は生殖機能にも影響を与え、生理不順や月経痛の原因にもなることがあります。
2.冷え性の原因と夏の特徴
夏の冷え性の原因としては、冷房による急激な温度変化が挙げられます。屋外の暑い気温と冷房の効いた室内の温度差は、体温調節を狂わせ、血液循環が悪化し冷え性を引き起こします。また、夏は冷たい飲み物やアイスクリームの摂取が増えることで内臓温度を低下させることで血液循環を悪くし、冷え性を悪化させる要因となります。
夏の特徴的な冷え性としては、冷房の影響により手足が冷たくなりやすいことが挙げられます。また、夏は暑さから血管が広がりやすく、逆に冷房の冷たさによって急激な収縮が起こりやすいため、体温調節が乱れやすくなります。これにより、体温調節機能を持つ自律神経が乱れ、体の表面温度が下がり、手足の末端が冷えやすくなるのです。
3.夏の冷え性がもたらすリスク
冷え性はただの不快感だけでなく、さまざまな健康リスクをもたらすことがあります。
冷えた体は免疫力を低下させ、風邪や感染症への抵抗力が弱まります。また、血流が悪くなることで、新陳代謝が低下し疲労感や体力の低下を招く可能性もあります。さらに、冷え性は生殖機能にも影響を与え、女性の場合は生理不順や月経痛の原因にもなることがあります。
夏の冷え性によるリスクは、冷えによる免疫力低下が最も深刻なものと言えます。特に夏はウイルス感染や細菌感染のリスクが高まる季節であり、免疫力が低下することで感染症にかかりやすくなります。また、夏の暑さによって体力が消耗しやすくなるため、冷え性に悩まされるとさらなる疲労感を感じやすくなります。冷え性が持続することで、日常生活にも支障をきたす可能性があります。
4.夏の冷え性を改善する方法
夏の冷え性を改善するためには、体温調節を整えることが重要です。
①こまめな水分補給や温かい飲み物・常温の飲み物の摂取
体内循環を良くする為こまめな水分補給は重要です。特に夏は体温調節のために多くの水分が排出されるため、水分摂取を心がける必要があります。体温や環境変化に応じて飲み物の温度を変えることも重要です。
②室内での適度なストレッチ・軽い運動
デスクワークの場合は姿勢や運動量の影響で特に血流が悪くなりますが、夏の室内は薄着でかなり冷える場合も少なくありません。休憩や定期的なストレッチ、夕方など暑くない時間帯での軽い運動をお勧めします。
③常温の飲み物や温かい食事
夏は冷たい食べ物を好んでしまいますが、三食に一回は味噌汁やスープで内臓を温めてあげましょう。冷え性改善だけでなく、代謝アップや肌質の改善につながります。
④鍼灸による経穴へのアプローチ
経穴へご自身で指圧することでもメリットはありますが、鍼灸の場合より作用があります。女性の生殖器機能の向上や自律神経を整えることに向いており、当院でも女性専用鍼灸整骨院にて高い評価を得ています。
また、おうちでできる指圧もYouTubeにてご紹介していますのでご覧ください。
これらの対策を実践することで、夏の冷え性を軽減し、快適な季節を過ごすことができるでしょう。
5.体を冷やさないための夏の注意点
冷房の効いた室内にいる際は、薄手の羽織ものを持参して体温調節を行いましょう。室内と屋外の温度差に体がついていけないことが冷え性を悪化させる要因となるため、調節しやすい服装を心掛けることが大切です。特に睡眠中に体を冷やすことの健康被害は大きいですので、1枚でも布団やタオルケットを体にかけて寝るようにしましょう。
また、夏は汗をかきやすい季節でもありますが、汗をかいた後の冷房の効いた場所への直行は避けましょう。汗をかいたまま冷房に当たることで、体温が急激に下がり冷え性を引き起こす可能性があります。タオルで汗を拭ったり、水分補給を心掛けたりすることで、体を冷やしすぎないようにしましょう。
6.まとめ
夏にも冷え性に悩まされることがあることを理解し、体温調節を心掛けることが重要です。夏の冷え性は健康リスクをもたらすだけでなく、日常生活にも支障をきたす可能性があります。適切な対策を講じることで、快適な夏を過ごし健康を守りましょう。夏こそ注意が必要な冷え性に対して、正しい知識と対策を持つことで、より健康的で快適な夏を迎えることができるでしょう。